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ライフサイクルコストとは?|賢い買い物の秘訣ですね

こんにちは、MARCUS(マーカス)です。

「ライフサイクルコストってなに?」「それを知るとなにか良いことある?」「ピンと来ないけど具体的に知りたい」

そんなあなたの質問に、お答えます。

本記事の内容

その①ライフサイクルコストとは?
その②知らないと「安物買いの銭失い?!」
その③ライフサイクルコストの重要性とは?

今回は、「ライフサイクルコスト」についてご説明します。

住宅や家電品、自家用車など長く使う製品や商品を購入するときには、必ず知っておいたほうが良い知識ですね。

読み終えれば、「お得に賢い買い物が出来る」ようになると思いますよ。

それでは、建築系プロマネ歴12年のわたしが書いていきますよ。

その①ライフサイクルコストとは?

ライフサイクルコストとは「製品や商品の企画開発、設計から製造販売、最終的には廃棄、リサイクル回収までにかかるすべての費用のこと」で、Life Cycle Costの頭文字をとって「LCC」と言われる場合もあります。

ライフは「一生」、コストは「費用」ですので、「何かの一生にかかる合計費用」ということになりますね。

ライフサイクルコストは「イニシャルコスト+ランニングコスト」で構成されますが、わたし達にとっては「イニシャルコスト=商品の購入費用」「ランニングコスト=購入後の維持費」ということになります。

コンパクトカー(普通車)を購入する場合を例にしますと、

イニシャルコストは「車の購入費用」です。

車の購入費用には、自動車メーカでの開発から製造費、工場からディーラーまでの輸送費、販売店での営業費、新車登録費用などの初期経費がすべて含まれた金額になります。

おおよそ「200万~250万円くらいが購入費の相場」でしょうか

次に、自家用車のランニングコストは「車の維持費」です。

いろいろとありますが、具体的には以下の通り。

①税金(自動車税、自動車重量税など)
②保険(自賠責保険、民間任意保険など)
③点検費用(車検、法定点検など)
④消耗品費用(ガソリン代、部品代など)
⑤その他(駐車場代、ローン金利など)

使用用途でも変わってきますが、年間1万km程度の走行距離の場合で一般的に自家用車の年間維持費は、「約55万円程度」と言われています。

自家用車を10年で乗り換えた場合と想定すると、「イニシャルコスト250万円+ランニングコスト550万円=ライフサイクルコスト800万円」ということになります。

ですので、ライフサイクルコストとは「なにかのものの一生にかかる合計のコスト」ということを理解してくださいね。

実際には、乗換え時の下取り費などでマイナス費用が見込めますが、ここではライフサイクルコストの概念をご説明していますので割愛します

その②知らないと「安物買いの銭失い?!」

長く使うものや資産を購入する時に、ライフサイクルコストを意識していないと取り返しのつかない「安物買いの銭失い」になりかねません。

ライフサイクルコストとは、あるものが生まれてから無くなるまでのライフサイクルを通して必要なコストのことです

つまり、「長い期間を通してかかる費用のこと」ですね。

先ほどの自家用車を10年所有する場合で例えてみますと、

似たようなコンパクトカーが2種類あって、「新車Aの購入費は250万円」「新車Bの購入費は200万円」だったとします。

できるだけ車購入にかかる出費をおさえたいあなたにとっては、「新車Bの方が50万円安く購入できる」ので魅力的です。

ですがここでライフサイクルコストの考え方にそって、「ランニングコストになる車の維持費」についてもいっしょに考えてみましょう。

いろいろと車両の仕様スペックを調べたところ、「新車Aは燃費性能が良いエコ・カー」であることがわかりました。

エコ・カーは走行時の燃費性能が優れていて、ガソリンの消費量を抑えることが出来て、年間の燃料代を節約することができます

また、ガソリン消費量が少なく環境への配慮がされていることから、毎年支払う税金でも優遇が得られることもわかりました。

新車Aの購入費は新車Bよりも「50万円高い」ですが、ガソリン代の節約+税金の優遇等で、「年間10万円程度の維持費が節約」できます。

10年間の維持費を比べると、エコカーの新車Aは「450万円」まで節約可能ですが、エコカーでない新車Bの維持費は「550万円」のままということになります。

この結果を、ライフサイクルコストで比べてみましょう。

・新車A イニシャル250万円+ランニング450万円=合計700万円
・新車B イニシャル200万円+ランニング550万円=合計750万円

購入価格が50万円高い新車A」の方が、エコカーであるおかげで10年間の維持費では、「新車Bに比べ100万円安くなる」ことがわかりました。

新車AとBのライフサイクルコストを比べると、新車Aの方が新車Bよりも合計で「50万円安くなる」という結果です。

もしあなたが、車の購入費が安いというだけで新車Bを選択していたら、10年間で支払う費用は、50万円多くなっていたということになります

このことからも「自分にとってのライフサイクルコストを考えること」が重要だということがわかりますよね。

ライフサイクルコストという考え方を知っていれば、将来どのくらいのお金がかかるのかを意識して、損しない判断することが出来るようになります。

その③ライフサイクルコストの重要性とは?

ライフサイクルコストをアピールすることは、購入者のメリットだけでなく、「実は販売者や生産者にも大きなメリット」があります。

ライフサイクルコストが低い商品をアピールすることで、多少購入価格が他社製品より高くても、自社商品を有利に売り込むことができるためです。

温暖化を始めとする環境への意識向上もあり、家庭用エアコンでは「インバータ付きの省エネタイプ」が市場の主流になってきています。

購入費用はインバータ無しの一般タイプと比べやや高いですが、冷房運転時の電気使用量が低く、長い時間を運転すればするほど電気代の節約が期待できます

5年10年と使ううちに、ライフサイクルコストでは「インバータ付きエアコンの方がお得になる」ということです。

また電気代が安いということは、使用する電気が少なく温暖化問題の原因の一つとなっているCO2ガスの削減にもつながり、環境問題への意識が高いお客さんにとっては、エコ製品といった点もアピールポイントとなります

ですので、ライフサイクルコストを意識することは自社の商品のアピールポイントや、生産者や販売者にとっても大きなメリットということです。

まとめ ライフサイクルコストとは?|賢い買い物の秘訣ですね

本記事の内容

その①ライフサイクルコストとは?
その②知らないと「安物買いの銭失い?!」
その③ライフサイクルコストの重要性とは?

今回は、ライフサイクルコストについてご紹介しました。

「お得に商品を購入したい!」誰でにもある欲求ですね

そのためには安物買いの銭失いにならないように、ランニングコストを含めた「自分のためのライフサイクルコスト」を意識することが重要ですよ。

それでは、今回は以上です。

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