こんにちは、MARCUSです。
世の中がグローバリゼーションへどんどん進むなか、デジタルネイティブ世代では、『長い人生、一度は海外に出て仕事をしてみたい人』も多くいるのではないでしょうか?
海外で働く方法はいろいろあるものの、収入面や将来へのリスクを考えると駐在員として海外へ赴任して、数年後には日本に帰国するという選択肢が一番安心で安全です。
『海外赴任のキップを手に入れるために、どう会社を選べばよいのか?』
『どうすれば社内競争に勝って、駐在員に選ばれるのか?』
駐在員として働きたい人には、一番に気になるところだと思います
こんな人に話しています
・海外で仕事をするための、会社選びについて知りたい人
・海外赴任に選ばれるために、何が必要なのか知りたい人
私の経歴
・大手化学系の工場で東アジア、東南アジアで駐在員を経験
・その後、マレーシアで大手電気メーカの海外子会社に現地採用として転職
・現在、日本の親会社より本社採用にならないかと誘いを受けている
それでは、記事でお話していきましょう
目次
海外赴任のための具体的な会社選び方!
ポイント
・大手のメーカ系製造会社が、一番オススメ!
・中堅規模の海外に不慣れな会社も、オススメ
・中堅規模会社は、メリットとデメリットがある
海外赴任するためには、海外に子会社を持っている会社を選ぶことが必須です!
(当たり前!)
調べることが可能であれば、近い将来海外に子会社を作る予定の会社でも良いです。
スタートアップ社員として日本から派遣されて、海外赴任になれる可能性があります。
会社の規模は、『出来るだけ大手の会社』の方が福利厚生の条件が良いのでオススメです!
ですが、海外に子会社を多く持つ商社・金融系などの会社ではチャンスは多くあるものの、海外赴任に選ばれるためには同僚との熾烈な社内競争を勝ち抜く必要が出てきます。
そこで一番オススメするのは、海外に工場を持つ大手メーカ系の製造会社です!
私の経験から工場の社員は大手メーカであっても保守的な人が多く、自分から望んで海外に来たという人には会ったことがありません。
また、現地に工場がありますと開発部門や営業部門なども近くにあり、多くの駐在員が働いていることが多いです。
駐在員の数が多いとその交代要員としてのチャンスが増えますし、競争相手も海外赴任に消極的な人たちなので、会社への自己アピールが効果的に行えることになります。
次にオススメは、中堅規模の会社で海外に出たばかりであまり慣れていないところです
顧客になる大手企業からの依頼で、現地に進出したなどの理由であることはほとんどです。
このような会社は、海外への免疫が低く社内での競争も激しくありません。
海外での経験値があまりないので、現地コンサルの意見のまま駐在員に高待遇を用意していることがあります。
考えられるデメリットとして、海外経験者が社内に少ないことです。
ですので、あなたがどんなに現地の事情や大変さを日本側に説明したところで共感してもらえない可能性が高いです。
覚悟しましょう。
日本からの支援には期待せず、現地だけでやり抜くタフさが必要ですね。
海外赴任に選ばれるための3つのスキル!
1.確実性と自己主張!
会社では、上司や指導員の指示にしたがって仕事をします。
要求された内容を・・・
求められた品質で・・・
決められた期限内に・・・
確実にアウトプット出来る!!
これは、海外赴任者の候補になるための大前提です!
海外で仕事をすると、日本から要求された役割を最小人数で担当します。
自分一人で与えられた業務を進めていき、完遂する能力・スキルが問われます。
仕事を自己完結できない指示待ち社員では、ゼッタイ選ばれませんので注意してください!
仕事に慣れてきたら『アウトプットの品質を上げるため』に、自分の意見を提案します。
自己主張といっても『出来ない』など、反抗的な意見をするということではありません。
『効率が上がる、品質がよくなる、コストが減る、時間が短縮できる』など会社にとって、また自分にとってもWin-Winとなるような前向きな意見を提案します。
確実性がある仕事の実績、より良くしようという前向きな自己主張!
この2つが、海外赴任のキップを手に入れるために重要ですので身につけてください。
実績と自己主張、日本で出世するにも重要なことですよね!
▼こちらでも、海外で働くことについて記事にしていますのでどうぞ!
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2.適応能力と柔軟性!
日本から現地へ赴任した直後、日本からの期待に答えようと日々業務に励むことでしょう。
しかし数カ月後、日本人だれもがぶつかる壁にあなた自身も直面することになります。
・宗教や人種、文化の違いなどの価値観の違いによる仕事への姿勢の違い
・不十分なコミュニケーションによる、仕事の手直しやアウトプットの遅れ
・やる気を出すと一人で空回りして、現地社員に冷ややかな目で見られる
赴任した各国の文化や価値観の違いから、あなたは大きなストレスを受けます。
このことは仕事以外、プライベートでも同じことが言えます。
あなたには柔軟に現地の事情を理解し、出来ることをしようとする適応能力が問われます!
社畜的な文化のある日本は、世界のスタンダードではありません!
日本のものさしで物事を判断し、現地の人にそのやり方を強要すると必ず失敗します。
海外では、電車はバスは時間通りに来ませんし、郵便物も予定通りには届きません。
顧客が約束時間に来ないのは日常茶飯事ですし、突然のキャンセルも当たり前です。
他人には期待せず、『自分』には何が出来るのかという考え方を持ちましょう!
駐在員の方を何人も見てきましたが、うつ気味になったり、現地のつらさを日本に訴えて任期完了前に帰国した人を何人か知っています。
共通して言えるのは、日本流のやり方を変えられず現地に適応出来なかった人たちです。
『日本ではこうだった』が口癖の人には、海外勤務は難しいでしょう!
なぜなら、あなたが仕事をする場所は、日本ではないからです。
日本にいても不確定要素が多い仕事や急な変更要求、不慣れな環境などの状況はあります。
その状況に柔軟に対応し、どうすれば最善の解決出来るかと知恵を出す姿勢が大切です。
3.英語力(言語力)!
私自身は、工場で働いてましたので英語が海外赴任に必要かと聞かれれば『NO』です。
日系工場であれば日本語がしゃべれる現地社員がいますし、現地社員が日本人に慣れていますので、カタコトの中学英語でもコミュニケーションは十分に取れます。
それよりも、技術や適応能力といった『個人の資質』の方が何倍も必須だと思っています!
ですが、プロマネや営業系の人ですと現地の人とのコミュニケーションが仕事の大きな割合を占めますので、TOEICですと700点以上の英語力はほしいところです。
(結局、なんだかんだで海外駐在員には『英語力』は必要です!)
海外では外国語で会話は出来るが、読み書きは出来ない人が多いです。
それに対し日本人は、英語の『読み書き』は出来るが『会話が出来ない人』が多いです。
メールでのコミュニケーションは出来るが、ミーティングが出来ないという感じです。
テストで点が取れる英語より、『使える』英語を身につけることをオススメします!
言葉はコミュニケーションツールですので、使えないと意味がありません。
▼使える英語の習得法については、こちらの記事をどうぞ!
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さいごに、駐在員になるとどうなる?
『海外に旅行に行くのと、実際に住むのは全く違う』
これは本当に、そのとおりです!
現地に住むということはその国の歴史や文化や人と触れ合い、良い点も悪い点も受け入れるということです。
当然、海外での生活にはメリットもあればデメリットもあります。
ですが、間違いなく言えるのは『海外での体験は必ずあなたの人生にプラスになります』
日本では経験出来ない異文化、見れない風景、食べれない食事など全てが新鮮です。
うまく行った人は自分に自信がつきますし、うまく行かなかった人もうまく行かなかった事を振り返り、教訓とすることで同じ失敗をすることはないでしょう。
私は、胸を張って自信を持って『海外で働くという経験』をオススメします!
この記事を参考に『海外赴任に選ばれる人』になれるようにがんばってください!
それではみなさんの参考になれば、うれしいです 😊