LIFE Malaysia

【経験者は語る】マレーシアの賃貸物件探しはコツが必要だ!

2020年5月9日

どうも、マレーシアに「9年住んで2年に1回は引っ越し」をしているMARCUSです

マレーシアへの移住を考えたら何がまず不安ですか?

そう、住む家。何をするにも行動の拠点となる住む家が必要になります

「でも、習慣や言葉の問題で家が探せるかどうか不安」

そんなあなたの不安を、MARCUSが解消します

現地で4回の引っ越しを経験済の私が、賃貸物件契約までの「コツ」をお話します

住む場所を変えると行動範囲も変わって、新しい街や良いお店との出会いが新鮮です!

賃貸住宅を探す前に希望を書き出そう

まずは、物件を探す前に自分の希望を書き出しましょう

1.住みたい街、エリア(もし希望があれば)

2.物件の間取り(最低必要な広さや部屋数)

3.家賃(予算上限より10~20%低めに予算を設定する)

4.入居予定日(入居予定日の1~1.5ヶ月前に物件探し)

5.近くにあってほしいもの(駅、ショッピングモールなど)

6.物件に求める環境(多少不便でも静かさがほしい、セキュリティ重視など)

7.ペットを飼うかどうか(賃貸物件はNGの場所が多い)

住みたいエリアがあれば、候補を決めてしまいましょう

これで家賃相場がほぼ決まります

クアラルンプール市街やモントキアラなど日本人が多いエリア、バンサーやTTDIなど現地富裕層の多いエリアがセキュリティもしっかりしていて、安心感があります

お子さんが日本人学校に通われる場合は、サウジャナ地区が学校に近く人気です

!私がオススメする住むエリアの決め方です!

クアラルンプールであれば「仕事をする場所との位置で決める」です

車社会のマレーシアでは特に毎朝、毎夕の渋滞がひどいです

朝は郊外から市街へ向けての渋滞で、夕方は市街から郊外へ向けての路線が渋滞します

住むエリアを通勤する事務所よりも少し市街地方向に決めて、朝の通勤を渋滞とは反対方向にするということです

これで夕方の渋滞も回避することが出来ます

朝の通勤を「郊外→市街地」の渋滞方向とは反対に、「市街地→郊外」となるように住むエリアを決めてください

地図上で事務所の場所をみて、より市街地側のエリアを探す
これだけでも本当に朝晩の通勤時間が違います!

渋滞に巻き込まれて長い時間を通勤に使うのは、本当に時間のムダでストレスです

私の場合、住むエリアを決めるときにもっとも重要なポイントです!

家賃については個人の予算次第ですが、上限ギリギリで設定するのはやめましょう

10~20%余裕を持って希望額を決めましょう(3,000RM上限なら2,500RM予算など)

物件見学するときは数件回りますが、予算よりも少し高い物件も案内されます

これがよく見えることが多く、結局、高い物件に決めることが多くあります

(エージェントの仲介手数料は家賃で決まるので少し高いところを紹介してくる。笑)

物件探しは、入居日の1ヶ月前くらいにしましょう

入居日まで時間があるとオーナーに断られることがあります

少しでも早く賃貸収入がほしいオーナーは早い入居者を優先します

早いもの勝ちです

自分の希望・要望をできるだけ書き出し、優先順位をハッキリさせましょう

すべての要望に叶う物件があれば良いですが、妥協が必要なことがほとんどです

マレーシアの賃貸物件のタイプは?

1.長期滞在者用ホテル(数が少ない、ミニキッチン付きなど少し広いホテル)

2.サービス付きアパートメント(掃除等のサービス付き、ホテルに近い)

3.コンドミニアム(日本でいうマンション、個人オーナーと契約)

4.リンクハウス、バンガロー(長屋タイプの一軒家、個人オーナーと契約)

数ヶ月の短期滞在であれば、「ホテル」や「サービス付きアパートメント」

1年以上の滞在であれば、「コンドミニアム」「リンクハウス」の選択になります

セキュリティの観点から現地のほとんどの日本人は「コンドミニアム」に住んでいます

リンクハウスは住宅地の入り口にガードマンがいる地区もあります

でも簡単に誰でも自宅前まで来れますし、地上階ですのでセキュリティーに不安があります

日本人ではよほど現地になれているか、ペットを飼う等の特別な理由がない限り、コンドミニアム一択でしょう

個人的には、リンクハウスの「庭がある」とか「間取りが広め」などに魅力も感じますが、地上階で蚊や虫が家の中に入ってくるという点がマイナスポイントです

マレーシアでは蚊にさされるとデング熱という病気なるというリスクがあります

コンドミニアムで高層階に住めば、蚊を見ることはほとんどありませんよ~

賃貸物件はどうやって探す?

1.自分や友人経由で物件オーナーと直接契約 (上級者向け)

2.現地エージェントを経由してオーナーと契約 (中級者向け)

3.日本人エージェントを経由してオーナーと契約 (初級者向け)

現地での生活にも慣れて、言葉にも不自由しない場合には自分の足で探したり、信頼できる友人のコネで物件を探すということも出来ます

仲介手数料がないので一番安く済みます

私はこのスタイルが多いですが、何かあったら自分で解決する必要があります

現地滞在の上級者向けですね。初心者にはあまりオススメしません

中級者の方であれば、現地の賃貸物件が出ている検索サイトで物件を探して直接現地エージェントに問い合わせすることも出来ます

それでも家賃や家具交換等の交渉は自分でする必要がありますので、押し負けしない交渉力が必要ですね 笑

やはりマレーシア初心者の方は、物件の内覧に車で連れて行ってくれたり、オーナーとの通訳などをしてくれる日本人エージェントにお願いするのが安心ではないでしょうか

やりとりも日本語ですし、日本からウェブサイトなどへの問い合わせも可能です

自分の言語力や現地での滞在歴からよい方法を選んでみてください

賃貸物件を見に行く
(エージェントにお願いした場合)

1.現地に集合時間にいく(日本人エージェントは送迎えOKの場合も)

2.部屋の中を確認する(家具家電、水回りと室内の汚れや破損など)

3.共有スペースを確認(ジム、プール、郵便ボックス、管理事務所、駐車場等)

4.要望や質問はこのときにハッキリ伝えたり、聞いたりしましょう

5.あとで物件比較のために、カメラでの写真撮影も忘れずに!

マレーシアでは現地集合・現地解散であることが多いです

エージェントと一緒であれば2件目や3件目には連れて行ってくれると思います

ここで忘れがちなのが、エージェントの名刺や資格番号の確認です

マレーシアも仲介業者は資格と認定エージェント会社への所属が必要です

念のために確認しておきましょう

モグリの場合は、契約はしないほうが無難です

まずは部屋を見ます。ここでイマイチの場合は共有スペースは見ません

見るポイントは、日本の賃貸物件の内覧と同じで良いと思います

水回りや家具の状態、部屋の汚れ具合でしょう

家具付き物件の場合は、古い家具や家電などの交換はこの時にハッキリお願いをして返事を聞きましょう。ベットシーツやカーテンなどの交換も頼んで大丈夫です

家賃の値上げに跳ね返ることもあるので、その点も合わせて聞きます(要注意!)

個人的な部屋の選び方としては、「日当たりはやや悪い部屋」を選びます

年中夏のマレーシアでは、日当たりがよいことは昼間室内が暑くなるに直結します

日当たりが良いと明るくて良いのですが、私の場合、扇風機と窓を開けただけでは昼間暑くて室内にいられないということが多く、エアコン代(電気代)がかかります

共有スペースでは、「駐車場の確認」がポイントです

部屋からの距離や行きやすさ、エレベータに近いか、駐車スペースは十分かなどですね

車を使う方は、ほぼ毎日往復しますのであまり遠いと買い物のあとなどは大変ですよ

最後に裏技としては、「エージェントの意見を聞く」というのもありです

内覧した物件の中でどの物件が良いと思ったか、どのオーナーの感じが良かったかなど

私も現地エージェントにお願いするときには聞いて参考にしてます

特にオーナーがどんな人かで賃貸ライフが大きく変わってきますよ!

物件のオーナーは「リッチな方」がベストです
家具・家電の交換や修繕などスムーズに対応してくれます
普通のオーナーは費用のかかることは、なかなか対応してくれません

賃貸物件の契約の方法は?

1.契約したい物件をエージェントに伝える

2.エージェントに従って、資料提出と手付金を払う(家賃1ヶ月分)

3.エージェントが賃貸契約書を用意するので、確認してサインする

4.入居日か入居日直前に必要な費用を払う

  ・初月の家賃(1ヶ月)

  ・保証金(2ヶ月)

  ・光熱費保証金(1ヶ月)

  ・契約書の印紙税や手数料(家賃1~2割:契約期間による)

  ※保証金は、退去時に返ってきます

基本的に賃貸契約の流れはエージェントに任せておいてOKです

何か疑問があったら、遠慮せずに納得するまで聞きましょう!

私の経験から賃貸契約書確認時のポイントです

ポイント

・借り主責任での物件の修繕範囲
 借りている時に物件に何かあったら修理するのは「オーナーか借り主か」?
 以前、200RM(5000円)以下の修繕費は借り主負担という契約がありました
 電球切れやちょっとした水漏れなんかは、借り主負担で修理ということです
 通常は、すべての修理費用はオーナー負担という物件が多いです

・退去時にしなかればいけないこと
 エアコン清掃など借り主がしなければいけないことが書いてあります

・オーナーの資産リスト
 オーナー所有の家具家電のリストがあります、入居時にもう一度確認しましょう
 何か極端な破損や汚れがあると借り主が修理費用を負担することになります

・鍵やアクセスカードの数
 鍵やセキュリティカードが1つしかない物件もあります
 家族がいれば家族分ほしいでよね、入居時までに用意してもらいましょう
 入居後だと有償になり、自分でお金を払う場合もありますよ

賃貸物件への入居時の注意点は?

1.鍵やセキュリティーカードの引き渡し

2.事前にサインしていれば、賃貸契約書のコピーをもらう

3.オーナー所有の家具・家電品を契約書のリストと状態を確認

4.部屋に汚れや破損があれば、写真を撮ってオーナーにすぐに伝える

5.共有施設・スペースの使い方を聞く(必要があれば)

入居時は、備え付けの家具・家電品と部屋の状態確認が大切ですね

この辺に関しては日本で賃貸物件への入居時の注意点と同じと考えて大丈夫です

念の為、渡された鍵は全部使えるか確認しましょう(たまに使えませんので)

入居後は何かすることある?

1.特にありません

2.光熱費の支払いの方法を確認する

何かトラブルがあったときの「連絡先」の確認くらいでしょうか

ご近所付き合いは全くないので挨拶等は不要です。気にしなくて大丈夫です

1ヶ月もすると電気代、水道代、ガス代等の光熱費の支払いが必要です

電力会社に直接振り込むのか、賃貸物件の管理事務所に払いに行くのか、物件により違いがありますのでオーナーに確認しましょう

ここまでくれば、マレーシア生活の拠点が出来ました
少しづつ行動範囲を広げて、常夏ライフをスタートさせてください

まとめ:マレーシアの賃貸物件探しにはコツが必要だ!

ポイント

1.住むエリアを決めるときには、朝夕の渋滞を避けられるようにしよう

2.初心者は、セキュリティーが良い「コンドミニアム」を選ぼう

3.初心者は「日本人エージェント」に物件探しをお願いしよう

4.物件決めに迷ったら「エージェントの意見」も参考にしよう

5.賃貸契約書は注意ポイントをよく確認しよう

6.質問は納得するまで聞いて、要望はハッキリと伝えよう

マレーシアの賃貸物件探しの手順とコツをお話しました

コツとしてはマレーシア特有の事情(気候、商習慣等)に関することが多いと思います

マレーシア初心者は、まずは信頼出来るエージェントを探すことが最優先です

わからないことは何でも納得するまで聞いて、要望はハッキリ伝えましょう

マレーシアではこうですから、、、という説明は、一番ダメです 😒

ちょっとでも信用出来ないと感じたら、一度やめてみることをオススメします

とはいっても、なにごとも完璧はありません。経験あるのみというのも正直なところ

マレーシアのような発展途上の国ではなおさらです

多少のトラブルは楽しみ、「何とかなるさ~」という気持ちも必要です 😊

それではみさなんの参考になれば、うれしいです

-LIFE, Malaysia

© 2024 MARCUS PROJECT | Blog Powered by AFFINGER5