PROJECT MANAGEMENT Project Manager

【現役PMPが語る】プロジェクトマネージャー試験の難易度・勉強法とは?

2020年5月8日

どうも、現役PMPのMARCUSです。

「キャリアアップにPMPを取りたいけど、なんか難しそう」

「PMPを取れと会社に言われたけど落ちたら、恥ずかしい」

「PMP試験前にどんな勉強をしたらいいか、わからない」

そんなあなたの疑問を現役PMPが、経験を元に解決致します

PMP試験は公式情報が少なく、経験者の情報が唯一の手がかり!

結論から言うと、PMP合格は「難しい」です

いきなりネガティブな結論ですみません、でも本当なんです

PMBOKを暗記する必要はありますが、模擬問題を解いただけでは合格出来ません

プロジェクトマネージメントの知識を自分の体験と紐つけて「納得」し、PMBOKガイドの考え方を「理解」していないと答えが選択出来ません。(どれも正解に思えます)

PMBOK学習と同時に【プロジェクトマネージャーのセンス】を磨く必要があります!

それでは私の経験を聞いてください

そもそもPMPとは?

PMPとは、「Project Management Professional」の略です

世界に300の支部を持つアメリカの非営利団体「プロジェクトマネージメント協会(Project management institute:PMI)」が運営しています

PMPはプロジェクトマネージャーを認定する資格で、1984年に始まりました

2018年時点で、約880,000人のPMPが世界中にいます

プロジェクト管理では事実上、国際標準の資格となっています

日本ではIT業界でよく取り上げられる資格ですが、私の感覚では建設工事や製造工場等のその他業界でもプロジェクトマネージャーの需要は多いです

今後、さらに需要が伸びていくと思っています

人とのコミュニケーションがもっとも重要視される仕事です

AIなどの最新技術が進んでも無くなる仕事ではない!(と思いたい)

私は、東南アジア在住です。建設業界でプロマネをやってます
海外の方が、PMP需要は高いですね

PMP合格のメリットは?

PMPに合格すると、国際的に通用する資格が持てます

海外就職したい場合には、ひとつの「セールスポイント」になることは間違いありません

また、PMPではプロジェクト管理手法だけではなく「ビジネススキル」「リーダーシップ」「倫理観」といったところも重要視します

人間性を高めようということです

会社で出世するにも、自分で起業するにも必須のスキルを身につけることが出来ます

社会人としてオールマイティなスキルを身につけることが出来ます

国際的に通用する資格ってあまりないですよね~
一つそういう資格を持つだけでも自信になりますよ!

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PMP試験の難易度・合格率は?

PMP試験の合格率は公式には発表されていません

統計では、合格率はおよそ60~65%程度と言われています

全200問でダミー問題25問(得点にならない)を除いた175問中、60%の正解で合格です

プロジェクト責任者の経験があるエンジニアが忙しいなか認定講習等に参加し、英語での試験申請書の提出、そのあと高い受験費を払って試験会場まで受けに行く

そういったプロセスを考えると、合格率60~65%は決して高くない数値だと思います

みなさんはどう感じますか?

私の試験結果ですが、PlanningがBelow Targetでしたが、その他がAbove Targetで合計すると合格という感じでした

Targetを105問正解で合格ライン60%と考えるとだいたい正解率70~75%での合格でした

もらったスコアシートを見ますとPlanning:Task 13、Monitoring:Task7、Initiating:Task8、Executing:Task 7、Closing:Task6とありました。

計画プロセスに関する出題割合が多かったようです(13/41:31%は計画プロセス)

PMP試験の準備期間は?

PMP合格までにかかった時間は、トータルで「4ヶ月」です

私の場合、情報収集の時間を除けば勉強時間はだいたい3ヶ月です。

他の受験者と比べても、標準的な時間だったと思います

毎日仕事のあとに勉強時間を作ることを考えると、「最低3ヶ月」は準備しましょう

1.情報収集 1ヶ月 (試験申請方法や試験資料のチェック、購入)

2.Eラーニング 1ヶ月 (35時間の認定講習を受講)

3.本で勉強 2ヶ月 (PMBOKと模擬試験をひたすら解く)

Eラーニングは、毎日1時間づつで合計35日間(1ヶ月ちょっと)

PMBOKや参考書を使っての勉強を2ヶ月、毎日の目標を決めてコツコツと1~2時間

PMBOKガイドはボリュームがかなり多いので、このくらいのペースでも効率よく進めないと時間が足りないってことになりかねません

本番想定の200問の模擬試験は、3~4時間くらいかかります
週末や休日にやることをオススメします

PMP試験の勉強法については?

私がしたことは4つです

それぞれ勉強のポイントをいっしょに説明しますね。

1.Eラーニングで認定講習35時間をクリアー

2.Eラーニングの模擬試験をじっくり解く

3.PMBOKをじっくり読む(2~3回)

4.試験参考書をじっくり解く(PMBOKと交互に)

Eラーニングで認定講習35時間をクリアー

まず、PMP試験の申し込みには「認定講習35時間」をクリアーする必要があります

私はビデオ学習「Eラーニング」をオススメします

1.自分のペースで進められる

2.何度も繰り返し見返すことが出来る

認定講習のために1週間仕事に穴を開けるのは難しいですよね(私は無理でした)

Eラーニングであれば仕事のあとや週末のまとまった時間に、自分のペースで学習をすすめることが出来ます

学習を進めていくにあたって出てくる疑問点を何度もビデオで見返すことも出来ます

実際、私も弱点だと感じたプロセスについては、Eラーニングを何度も見ました

認定講習は、「Eラーニング」一択だと思います

Eラーニングの模擬試験をじっくり解く

次に、Eラーニングの模擬試験をじっくり解きます

問題を解いたあとは、対象のプロセスをPMBOKで確認します

この作業の繰り返しです

このあとに参考書でさらに模擬問題を繰り返しますが、まずはEラーニングで学習したことが理解出来ているかを模擬試験で確認しましょう

ここではまだPMBOKガイドの暗記に専念するのみでOKです

PMBOKをじっくり読む(2~3回)

ここから、PMBOKガイドをイチから読みます

ただし、ぶ厚いガイドですので全部読むのは無理です(時間が足りません)

自分弱点のポイントを抑えて、読んで理解しましょう!

まずはプロジェクトマネージメント全体の流れ、そのあと各プロセスと進みましょう

1.プロジェクトマネージメント・プロセス一覧表を覚える(超重要!!)

  10の知識エリア(統合~ステークホルダー)と47のプロセスを理解します

2.各プロセスの「インプット・ツール・アウトプット」を理解する

  特に各プロセスで重要なツールやアウトプットを覚えましょう。太字で記載部

3.プロジェクトマネージャーの倫理観も大切です。PMBOKの求めるプロマネ像

4.できれば自分の体験と紐つけて各プロセスを納得・理解する(これも重要!)

日本語の表現がよくわからなかったり、用語暗記が大変だと感じるかもしれません

自分の経験と紐つけるとプロジェクトマネジメントの全体像や流れは覚えやすくなります

あとは各用語に慣れていく、覚えていくという作業です

大切なのはただの暗記ではありません

全体の流れとプロセスを「納得・理解」することです

できるだけ各プロセスを自分の経験と紐付けしてみることをオススメします

そうでないと本当に苦行です

読んで覚えられなければ、ノートにまとめましょう!
近道はありません。各プロセスの関係を確実に!!

PMP試験参考書をじっくり解く(PMBOKと交互に)

最後に模擬試験の参考書にいきます

「PMP試験合格虎の巻」(赤本)で良いでしょう

1.まず、まとめ資料を読んで、各プロセスの模擬問題を解いていく

2.間違えたところは、PMBOKでも確認する

3.最後に200問模擬試験を時間を図って、やってみる(週末を推奨)

4.問題集は最低でも2回はやりましょう

5.PMBOKと併用してください。PMBOKも2週はしましょう

自分が理解できていないところは、どの模擬問題をやっても間違えます

逆に理解しているところは間違えません

時間節約のためにも、自分が理解できていないところを重点的にやりましょう

問題集は何度かやると答えを覚えてしまいます、そうなると意味がありません

PMP試験では暗記した問題がそのまま出ることはほぼありません

模擬問題で弱点を見つけて、そのプロセスをPMBOKで理解」することが大切です

問題の暗記ではなく「納得・理解」することが必要です

PMP試験問題では同じ知識について聞き方を変えて出題されます

その目的やプロセスの繋がりを理解していないと正解を選択することは難しいです

自分が何となくやっていたことが、PMBOKと同じだったら、トリビアですよね。「あーなるほど、」と納得できます

▼PMP試験学習にオススメ本です。最低必要な本たちです

PMP試験本番の日のアドバイスです

1.日本語の問題をよく読む。理解できないときは併記された英語文も読む

2.4時間の試験時間は使い切ること。というかほぼ4時間かかります

3.プロマネの判断を問われる選択問題では、世界の常識で考えよう

 (日本の習慣ではない)

日本語の訳で100%意味がわかることはありません

出来れば英語も同時に確認しましょう

簡単な英文が多いので、問題の意図を英語文で理解できることがあります

試験は誰でも、いつでも緊張します

学習の成果をを出し切れるよう慌てず、冷静を心がけましょう

まとめ:プロジェクトマネージャー試験の難易度、勉強法は?

ポイント

1.難易度:暗記だけで合格は難しい。プロマネとしての「経験・センス」も必要

2.管理手法の「全体像」と「10の知識エリア・47のプロセス」を覚えよう

3.各プロセスの「インプット・ツール・アウトプット」を覚えよう

4.自分の経験と紐付けして、管理手法を納得してなるほどと「理解」しよう

5.試験日は落ち着いて、時間ギリギリまで使い切る

ただPMP試験が合格すれば良い!という考え方もあります

でも、貴重な時間を使って学習するのであれば、有能なプロジェクトマネージャーになるための通過点だと思って、PMBOKガイド・管理手法を習得しましょう

そのほうが効率的ですし、楽しめます。オススメです

また、PMP資格は継続学習と3年毎の更新が義務付けられています

PMP合格後は、優れたプロジェクトマネージャーになるため自己研鑽を継続しましょう

それではみなさんの参考になれば、うれしいです

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