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何から始める?英語初心者の独学学習法【経験者談】

2020年6月3日

こんにちは、MARCUSです

卒業してから英語とは全く無縁の生活を送っていた私が、海外での駐在員勤務で試行錯誤しながら、日常生活は英語で過ごせるようにまでなったノウハウをみなさんにお話します

『英語の勉強っていうけれど何から始めれば良いの?』という悩みを解消します

こんな人に向けて話します

  • 英語学習を何度も独学ではじめるがいつも途中で挫折する人
  • 海外旅行で日常会話くらいは英語で話せるようになりたい人
  • 英語学習を始めたいけど何から始めれば良いかわからない人

『使える英語』を身につける!がキーワードですよ

超初心者のための英語学習の流れ

英語初心者の学習目標設定

英語で『日常会話』を出来るようになる

まずは、日常会話を英語で出来ることを目標に学習を進めます

この目標設定が大切ですよ!
決してカフェで英語ネイティブと談笑したいとか思っちゃだめですw

いきなり高い目標を立てると道半ばで挫折する原因になります

『ビジネス英語』とか、『映画を字幕なしで見る』とかはとんでもなく高い目標です

10年海外で生活していても映画は字幕なしでは60%わかれば上出来という感じですし、英語ネイティブと会話をすると聞こえない発音がまだまだいっぱいあります

日本人はもともと真面目な性格なので理想を追い求めようとします

英語でコミュニケーションが取れる人がいたとしても発音がジャパニーズイングリッシュだったりすると笑われるさえあります

ですが言語はコミュニケーションツールだという原則から考えれば、意思の疎通が出来るだけで十分目的は達成されています

着実に進捗を感じながら1~2年くらいで到達可能な目標でスケジュールを考えましょう

それが『日常会話』を英語で出来るようになる!というレベルです

英語初心者の学習の流れ

まずは、基礎文法(文型)を覚えましょう!

学習の流れは表に沿っていけば良いと思いますが、まずは文法学習です

  1. 英語基礎:基本文法・基本文型を覚える(←初心者はココが重要!)
  2. 語彙力UP:単語・構文(会話フレーズ)のボキャブラリーを増やす
  3. 会話実践:覚えたことを使えるようにアウトプットする

英語は日本語とは全く違う言語であることを理解しよう

歴史的背景や発音、単語や句の語順などどれを取っても『英語』と『日本語』は全く違う言語であるということをよく理解しましょう

私はこれが理解出来ずにいたため、どうしても日本語を基準に英語を考えてしまい言語としての英語を理解するまでだいぶ遠回りをしました

学習を進めていくと和訳と英訳のニュアンスがどうしても噛み合わないところが出てきます

その時に『なんでこうなるの?』と立ち止まってしまうと学習がなかなか進まなくなるので、『英語はこういうものだ』と割り切って覚えていくということも必要になります

例えば、みんな知っている『Have』です

『持っている』と言う意味だと学校で習いましたし、実際の意味の一つでもあります

では、『I have a time. 時間があります』 時間を持っているとは訳しません

ですがイメージとしては『自分は時間を持っている』『時間がある』という意味と同義です

英単語をイメージで感じれるようになると英語に慣れてきたということを実感できます

覚えたことをアウトプットする段階になると、頭の中にある日本語を瞬時に英語に訳すという作業が必要になってきますが、完璧に同じ意味に訳そうとするとうまくいきません

もちろんなるべく近い意味に英訳するということはできますが、日本語で伝えるニュアンスまで訳せるようになるには多くの時間と経験が必要になります

日常会話を英語で過ごすということは意思の疎通を最優先としますのでまずは自分が言いたいことが言えるというところを目指して学習しましょう

細かいニュアンスなどを伝える学習は、英会話に慣れてきてからで十分です

基礎文法学習はこれから進める全ての学習の基礎(ベース)です

文法という基礎がなければ、単語力とあげようが発音がよくなろうが英会話は出来ません

英語学習の第一歩は、基礎文法の学習からです!

完璧主義な人ほど高いレベルを目標にしてしまいます
まずは実現可能なレベルを目標にがんばりましょう!

▼私が実際に文法学習に使ったオススメ本です

英語初心者がやってはいけないこと

単語参考書や問題集から初めてはダメ!

いきなり単語参考書や問題集などは購入してはお金の無駄です

このような参考書は日常会話レベルの英会話ができる人が表現方法にもっとボキャブラリーを増やしたいというときに購入するものです

日常会話が出来るようになってから必要な本を買い足しましょう

まずは英文法の参考書が1冊あれば十分です!

聞き流すだけ系の学習教材はタダの雑音

英語初心者のあなたが聞き流すだけ系の教材を買ってもただ雑音を聞くだけになります

英会話学校も同じで言われていることもわかりませんし、当然返事することも出来ません

聞こえない、わからないということで苦手意識を強くするだけですので止めましょう

学校教育の英語ではなぜ話せないのか

学校の英語学習にあれだけの時間をかけたのに多くの日本人は英語をうまく話せません

私が英語で日常会話が出来るようになるまでのプロセスで感じたことは、英会話にはアウトプットの練習の方が大切で学校教育ではこれが無かったということです

学問としての英語をインプットすることが学校教育ですので、アウトプットが重要になるコミュニケーションツールとしての使える英語は身につきません

英会話の習得には英語の知識インプットを会話アウトプットへ変換する練習がいります

まずはインプットで英語の知識をブラッシュアップしよう

学校卒業から今まで英語との接点が全く無かった人は覚えたことも忘れているでしょう

会話アウトプットの練習をするにも、まずは知識をインプットして土台となる基礎が必要です

例えると、サッカーを見たことが無い人がサッカーを習う時、いきなりボール練習はせずにとりあえず基本となるルールを覚えますよね?ボールは手で扱ってはいけないとか、ボールを蹴ってゴールネットに入れるとかです

文法を学習するということは英会話の練習の前に英語のルールを覚えるということです

英語の文法学習の時に意識してほしい2つのこと

英語学習のインプットは文法と単語やフレーズ(構文)ですが、単語や構文の語彙力を増やすことは日常会話を話せるようになってからでも出来るので、まずは英語の文法をよく理解して覚えましょう

文法を学習する前にいつでも意識してほしいことが2つあります

英文の語順が違うことに慣れる

英語と日本語では句(言葉の単位)の語順が違います

英語脳で英会話をしようとすると、この語順の違いが自然に感覚として身についていないとスラスラ話せませんので必ず覚える必要があります

SOV型:日本語、韓国語、ドイツ語

SVO型:英語、中国語、マレーシア語

『彼女はりんごを持っている』という例文だと

日本語
彼女は+りんごを+持っている
主語S+目的語O+動詞V

英語
She has an apple.
主語S+動詞V+目的語O

日本語は『動詞が最後』に来ますが、英語は『主語の後』に来ます

始めは、この違いが日本語を英語に訳すという時にひっかかって時間がかかる原因です

主語S+動詞Vが英文の一番短い文型になり、意味を理解するうえでの最小の情報単位です

どんなに長い英文の中からでも、まずは動詞を見つけることが第一ステップです

英文には必ず主語がある

日本語は主語が省略されることが多いです

私たちは無意識のうちに省略していますが、前後の文から主語を予想し意味を理解しています

英語の文法・文型では必ず主語が必要です

主語を略すと命令文になってしまい、意味が変わってきてしまいます

英会話の中で主語が見つけられずにすぐに返事ができないということもよくありました

英会話では基本的には主語が一番始めにきますので、主語がとっさに口から出ると会話のリズムが出てコミュニケーションがスムーズになります

主語をいつも意識していると英会話学習の近道になります

まとめ:英語初心者の最初のステップは?

まとめ

  • 英語はまず文法、文型から学習する
  • 英語の語順に慣れる
  • 英語には必ず主語がある

英語のルールを覚えるというのが文法学習であり、最初のステップです

文法がおろそかだと英会話の時に迷子になります

文法を勉強していれば中学英語程度の単語はでてくるので同時に単語も覚えられます

ルールを知らずにスポーツは出来ませんし、楽譜を読まずに楽器演奏は出来ません

まずは文法を覚えて、英語のルールを理解することが英会話には必要です

それではみなさんの参考になれば、うれしいです

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