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多民族国家マレーシア人の特徴とは?3つの民族の性格と共通した特徴!

こんにちは、マレーシア在住プロマネのMARCUSです

マレーシアは東南アジアの優等生と言われ大きく3つの民族が暮らす多民族国家です

人気のマレーシアですがそこに住むマレーシア人の特徴や性格は民族により異なります

『マレーシアで仕事をすることになったけど現地の人たちはどんな人だろう?』

『日本でマレーシアの人と知り合いになったけどどんな性格の人かな?』

現地に9年住んでいる私がそんなあなたの疑問についてお答えます

自分の経験から感じている個人的な印象です
一般論として聞いて下さいね!

マレーシア人に共通した特徴はこれだ!

多民族国家に民族共通の常識はない!

マレーシアはいくつもの民族が異なる宗教や文化を尊重しあいながら暮らしています

イスラム教を信仰するマレー系、仏教の中華系、ヒンドゥー教のインド系、さらにはオラン・アスリと呼ばれる土着の原住民族が適度な距離感を保ちながら生活しています

信仰する宗教や育った家庭環境が民族ごとに違いますので、国民共通の常識がありません

『この時はこうすべきだ』『この時は普通こうするでしょう』という日本では当たり前の阿吽の呼吸や『普通』というものが民族ごとに違います

マレー系の人にとっての常識は他の民族の非常識なんてことはよくありますが、お互いの価値観を尊重しながら干渉せずに暮らしています

友人に多民族で生活がうまくいく秘訣を聞いたところ『私はあなたの習慣を尊重し干渉しないからあなたも私のことに干渉しないで下さい』という暗黙の了解があると言っていました

個人や民族の習慣を尊重し、外国人にも現地の習慣を押し付けることはありません

何でもありのゆるい雰囲気が常識という縛りのなかで育った日本人には心地よく感じます

マレーシア人の習慣や価値観をよく聞いて尊重することが仲良くなる第一歩ですね

『常識がない』ことが常識です

家族が全てに優先!

仕事など他のことは常に二の次、何においても家族が最優先です

独身であれば実家への帰省はほぼ毎週、彼氏彼女との用事よりも家族イベント優先、重要な仕事のアポイントも家族の用事があれば前日にドタキャンするのはあたり前です

家族を大切にする日本人もたくさんいますがその度合が違います

マレーシア人の恋人が出来たならすぐに家族、親戚中に紹介されるでしょう

婚前交渉禁止のイスラム教の影響もあってどの民族でも恋人と結婚は直結します

軽い気持ちでマレーシア人にアプローチしないように注意して下さいね

30年くらい前の田舎の日本という感じですね

時間にルーズでだけどなんとかなるさ!の精神

常夏の国特有の南国病『とにかく時間にルーズ病』が常に大流行しています

5分前行動の日本人は慣れるのに時間がかかる習慣ですが、マレーシア人同士であればお互い様なので特に問題になることはありません

会議時間の調整は当日朝、時間に遅れ電話で催促されてから出発、お客さんとのアポイントも出発時刻で約束時間に間に合わないこと確定、時間がなくてもランチ1時間は厳守など日本人からするとイライラ、ハラハラする場面をよく目にします

時間にルーズというよりは何かを事前に計画することが苦手な人たちです

マレーシア人の時間感覚がわかってくると日本人側が行動を調整出来るようになります

あなたが時間に遅れても誰からも文句は言われませんよ

マレーシアという国について

マレーシアは東南アジアに位置しマレー半島南部及びボルネオ島北部からなるイスラム教国家で、首都はマレー半島にあるクアラルンプールです

かつての宗主国イギリス連邦加盟国でタイ、インドネシア、ブルネイと国境を接しています

公用語はマレー語と英語、人口はおよそ3200万人、日本との時差は-1時間です

通貨はマレーシアリンギット(MYR)で、1RMは約25円になります

最近では中国の経済的な台頭が目に付きますが、長年の日本を見習えとするルックイースト政策のおかげか国民は親日家で日系の会社も多く進出し滞在している日本人も多いです

町中では中国系企業が大規模工事をしているのをよく見ます

注意:個性や性格の個人差が大きいです!

マレーシア人は同じ民族でもモラルや民度、考え方の個人差が非常に大きいです

この大きなギャップは受けた教育水準に比例していると個人的には感じます

現地に10年住んで各民族から受けた印象について記事にしていますが『人による』というファクターがあまりにも大きいのでそのことは一言添えておきます

マレー系マレーシア人の性格

人口の65%を占めるマレー系マレーシア人は一言でいうと『田舎の純朴な人達』です

いつもニコニコ笑顔で話しかけてくれてフレンドリーな印象を受けるでしょう

都市部では人種優遇政策もあってか政府系企業や公務員として働く人が多いのが特徴です

大規模工場や大企業への就職を好み高い給与よりも安定性を重視しているように感じます

基本的には真面目な性格の人が多いですが仕事への姿勢は決して勤勉とは言えません

出来ないことも期限まで黙っていて注意されると『エヘッ、ペロ』で終わります

50代のマレー系男性から『私は家族にとって初めて会社員だ』『家族や親戚は小さな雑貨店を家族経営でやっていたり、ヤシ油の農園で作業員として働いていて貧しかった』と聞いたことがあります

植民地支配から独立して63年経ちますが、マレー系の人は会社員としてルールや期限の中で仕事をするということ自体にまだ慣れていないのかなぁ?と考えさせられました

数字に弱く理系大学を卒業した人でも体積計算や%(百分率)計算が出来ない人もいます

そのかわり、芸術・アートセンスは他の民族より優れていて絵画や歌、自宅のインテリアやプレゼン資料などは他の民族もそのセンスを認めるところです

マレー系マレーシア人との付き合い方でのポイントは『最後はわかりあえない』です

信仰する宗教が違うということは人格形成の段階で基礎部分が大きく日本人とは違います

彼らにとって人生観は聖書であり、全ての結果は神の思し召しです

どんなに仲良くなっても価値観や人生観について深い話になるとわかりあえない場面が出てきますので注意して下さい

『最後の一線』がどこにあるのかを意識して付き合うとうまくいきますよ!

都市部のマレー系の人の方がフレンドリーですよ

中華系マレーシア人の性格

日本人にとって文化的背景や価値観が近く親近感を感じるのが中華系マレーシア人です

元々はすず鉱山の労働者として中国本土の南方地方からマレーシアに来た華僑が祖先です

祖先とはいっても祖父祖母が第一世代という人が多いので現在の現役世代は第三世代か第四世代の人たちになります

おっとりとしたのマレー系の影響のせいか、中国本土の中国人の悪い部分を薄めたような性格で『中国人ではない、自分たちはマレーシア人だ』と言うことを誇りにしています

世話好きな性格もあって一度仲良くなると何でも自分ごとのように助けてくれます

マレーシアで困ったときに頼りになるのは、中華系マレーシア人です

中国人特有の銭ゲバ精神(金のためなら何でもする)は脈々と受け継がれています

『政治はマレー系、経済は中華系』と自他共に認めるほどマレーシア経済を担う存在です

人に雇われるよりはチャンスがあればすぐに起業したいという人が多く独立心旺盛ですが、最近は『楽してお金だけ稼ぎたい若い世代』が増え労働自体を敬遠する人が増えています

鉱山労働者として貧困に苦しんだ親世代が子供世代を甘やかした結果だとマレーシア人のなかでも問題になりつつあります

イスラム教の影響か恋愛観も中国本土とは違い、初めての恋人と結婚する人が多いです

十分な経済力を持ってから結婚する傾向が強く諸外国同様に晩婚・少子化が進んでいます

恋人時代から家族・親戚を巻き込んでの付き合いが当たり前です

結婚までの期間も長いので中華系マレーシア人の恋人にするときは覚悟しましょうw

基本的には自然に接して大丈夫ですが、拝金主義の価値観にだけは注意しましょう!

イスラム教の影響を受けている説を本人たちは認めませんがww

インド系マレーシア人の性格

インド系マレーシア人は人口に占める割合がわずか10%以下の少数派です

私自身はあまり接点がなく謎めいた存在ですがそれでも彼ら特有の特徴があります

まず典型的なのがインド系のなかでも貧富のギャップが非常に大きいことです

高い水準の教育を受けた人は医者、弁護士といった高収入の職業につきますが、そうでない人たちはトラック・タクシー運転手や田舎の農園作業員といった職業につきます

少数派ですので他の民族に仕事を奪われないよう『資格がないと就けない職業』を好みます

お酒が大好きで町中のバーやパブで大騒ぎしているのは常にインド系の人たちです

適度に飲むということが苦手らしく、お酒に飲まれるまで飲んでいる人をよく見かけます

仕事に関しては一番真面目に働きます

他の民族が休みを取る長期連休であっても彼らの経営するレストランは常に営業していますし、朝から夜までといった長時間の労働も苦にしません

真面目に働くインド系マレーシア人ですが付き合う上では注意点もあります

『常にドヤ顔で自分の間違いや責任はゼッタイに認めない』ということです

少数派であるせいか被害者意識が強く何かを注意されたりすると途端に態度を急変します

言われたことに対して必ず反論し何とか相手を論破してやろうと必死になります

反論してくる内容は支離滅裂ですので冷静に論破するか、面倒であれば無視しましょう

いずれにしてもすみませんと誤ってくれることはありません

一番接し方が難しいですが個人差が大きいのでコミュニケーションしてみて本当に信頼できると確証がもてるまでは適度な距離を保ったほうが無難です

恋愛に関しては他の民族よりももっとオープンですね

マレーシア人とうまく付き合う方法とは?

民族毎の特徴をまとめてみると

民族特徴まとめ
共通・民族共通の常識はない
・家族が何よりも優先
・時間にはルーズで楽観的
マレー系・温厚でフレンドリーだが宗教感により最後はわかりあえない
・仕事は不真面目に見えるがこれからの世代で良くなるかもしれない
・恋愛は婚前交渉禁止で超保守的(恋人=結婚)
中華系・日本人には一番親近感を感じて頼りになる
・拝金主義の価値観にうんざりするかもしれない
・保守的、家族ぐるみの付き合い、恋人よりも家族優先のこともある
インド系・貧富の格差が大きい、少数派ゆえに被害者意識が強い
・長時間の肉体労働でも真面目に働く
・比較的オープン

仕事をする上で気をつけなければいけないこと2点

プライド(面子)を尊重する

仕事上のミスで注意する時も相手の年齢やポジションに関わらず、一方的に叱ることや机の前に立たせてみんなの前で注意することはゼッタイにダメです

辱められたと受け取られ逆グレされるか、最悪の場合は現地の労働監督署に訴えられます

注意する場合にもまずは場所を変えて一対一で相手の言い分をよく聞いてからあなたの言い分を冷静に根気よく伝えなければいけません

注意不足や怠けでのミスなどで反省の色が見られないとカッーと頭に血が上り感情的に叱ってしまいそうになりますがグッと堪えてあくまでも冷静にドライに話しましょう

日本とは違い能力が低いという理由でも正規の手続きを取れば社員を解雇出来ます

イマイチなスタッフにはドライに割り切った態度で対応して、有能なスタッフには『公正なエコヒイキ』をして気持ちよく会社で仕事をしてもらうようにするとうまくいきます

これはマレーシアに限らず海外であればどこでも一緒ですね

こちらから歩み寄る姿勢でコミュニケーション

日本人の求める仕事のスタイルにマレーシア人はすぐには付いて来れません

日本人が歩み寄ってコミュニケーションし、何に悩んでいるのかを聞き出しましょう

期限通りに仕事が終わらない、期待した品質の仕事が出来ないというのがお決まりのパターンですが、彼らなりの理由がありますのでそれを取り除く努力をする姿勢が必要です

事前に計画をするということが苦手なので毎朝ミーティングで進捗のフォローアップと課題の共有、解決策の指示をするだけでも大きな改善を見せたりします

『どうしてこんなことも出来ないんだ』とネガティブな態度だとスタッフも離れていってしまいますので、ポシティブに協力的な姿勢をスタッフに見せることで良い結果がでます

全ての判断基準は自分にとっての『損得』です
『得』だと感じさせれば素直に指示に従ってくれますよ

マレーシア人との恋愛について

以前、彼女と喧嘩をしたと落ち込んでいるスタッフの悩みを聞いたところ『職場の女性同僚と仕事のメッセージをしていたら、ヤキモチを焼かれた』という些細なことでした

恋愛経験の少ないマレーシア人同士の恋愛は日本人から見れば高校生カップルのように初々しく見えます

恋愛に対して純粋ですので彼氏彼女が出来ればゼッタイ浮気なんかしないという全力投球の恋愛に発展します

恋愛は結婚に直結しますのでマレーシア人を彼氏彼女にするときにはウブな全力投球の気持ちを受け止める覚悟をして中途半端な付き合いはしないように注意してください

若い世代は親と離れて他の国にいくということを嫌う人が多いように感じます

マレーシアに骨を埋めるつもりであれば彼ら彼女らとの恋愛もうまくいきますよ

さいごに

マレーシア人の特徴についてお話してきましたがいかがだったでしょうか?

移住先や旅行先として人気のマレーシアの魅力は現地に住む彼らを含めてのものです

マレーシアを訪れた際には積極的にコミュニケーションしてみて下さい

いい思い出、お土産になりますよ

それではみなさんの参考になれば、うれしいです

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