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コストパフォーマンスとは?|数値化の方法まで教えます

こんにちは、MARCUS(マーカス)です。

『コストパフォーマンスって何のこと?』『コスパが良いとか悪いの意味がよくわからない』『コスパって、数値化できるの?』

そんなあなたの悩みにお答えます。

本記事の内容

その①コストパフォーマンスとは?
その②コストパフォーマンスの使い方
その③コストパフォーマンスの計算方法

日頃使うよく使う『コストパフォーマンス』。その言葉の意味や使い方、さらにはコスパの計算方法について今回はご紹介します。

なんとなく使っているけど、わかりたすく説明しにくいコストパフォーマンス。数値化してわかりやすく説明できたら、あなたの株も上がりること間違いなしですよね

それでは、普段からコストパフォーマンスをマネージメントしているプロマネ歴12年の私が書いていきます。

その①コストパフォーマンスとは?

コストパフォーマンスとは、日本語の費用(コスト)と性能(パフォーマンス)を組み合わせた和製英語のことで、『モノやサービスにかけた金額や労力に対して得られた対価(効果)の度合い』を表す言葉です。

日常生活では略して『コスパ』になります。

英語の『Cost Performance』の頭文字と取って、『CP』と書かれたりもします

日本語ではなんていう?

日本語では『費用対効果』や『対費用効果』です。会議資料などでも費用対効果はよく使われるので、見覚えある人もいるのではないでしょうか。

【費用対効果】の方がかけた費用と得られた効果の比という意味が伝わりやすいですよね

ビジネスでのコストパフォーマンス

ビジネス上でもコストパフォーマンスという言葉はよく使われますが、そのほかにも公共工事などの場面では『費用便益比』とも表現されます。

英語では、Benefit by Cost(略して、B/C)です。

便益とは『都合よく利益があること』で特定の会社や組織にしか利益に対して、コミュニティー全体、国民全体に分配されるべき利益のこと

英語でコスパはなんていう?

コストパフォーマンスは和製英語ですが、英会話の中でもそのままで意味が通じることが多いです。

というか、わたしのいる東南アジアでは90%以上通じますね

ですが、社内文書などで正式にコストパフォーマンスを英語にする場合には、『Cost-effectiveness』や『Cost-benefit performance』を使うようにしてください。

『話し言葉と書き言葉は使い分ける』程度の認識でOKですよ

『Cost-effective』という表現もありますが、その場合は一単語で『コスパが良い』という意味になりますので、コスパが悪いと言いたい場合には否定形文章にすることを忘れずに。

その②コストパフォーマンスの使い方

それでは、コストパフォーマンスの使い方、使用例です。

コストパフォーマンスが良い、悪い

コストパフォーマンスは『良い、悪い』という表現で使います。

支払った費用(金額)に対して、あなたが期待した以上の効果や利益が返ってくる(きた)場合に『コストパフォーマンスが良い』と言います。

ですので、見返りがあなたの期待以下である(あった)場合には、『コストパフォーマンスが悪い』という言い方になるわけです。

使用例

・電動自動車はランニングコストが低く、コスパが良い車だ。
・遊園地が混雑していたのであまり乗り物に乗れなく、コスパが悪かった。

コスパが良いという言い方以外にも『コスパが高い』、『コスパに優れている』といった言い方もされますね

コストパフォーマンスは、あなたの満足度しだい?

日常生活での【コスパの良し悪し】は、モノやサービスに対する人それぞれの『満足度』で決まることがほとんどです。

AさんとBさんが、ブランドバッグのセールに行ったとしましょう

ブランドバッグが大好きなAさんにとっては、ステータスのある品質も良いバッグが安く買えた。『コスパの良い買い物ができた』と大満足です。

ですが、あまりブランドバックに興味のないBさんにとっては、たまにしか使わないバッグにこんな金額を払うなんて、たとえ品質が良かったとしても『コスパが悪い買い物』と感じてしまう訳です。

『パフォーマンス=性能』ですので、本来であれば数値化された指標で客観的に比較されるべきコスパですが、日常生活においては『主観的な個人の満足度で評価されている』というのが実際のところです。

ビジネスでは、コスパを主観で決める訳にはいきませんので、数値化して比較されていますよね

その③コストパフォーマンスの計算方法

コストパフォーマンスの基本的な算出方法は、以下のとおり。

コストパフォーマンス = 総利益 ÷ 総費用

例えば、AとB商品の販売を促進するために広告予算を使ったとします

商品Aは500万円の広告費用を使って5,000万円の利益】と出し、同じように【商品Bは750万円を使って、8,000万円の利益】を出しました。

その場合のコストパフォーマンスを計算してみると、

A商品のコスパ:5,000万円÷500万円=10
B商品のコスパ:8,000万円÷750万円=10.7

『A商品のコスパ10<B商品のコスパ10.7』となり、同じ広告予算を使うのであれば【商品Bで行った宣伝方法の方がコスパが良い広告戦略】ということになります。

B商品ではかけた予算の10.7倍の利益が返ってきたということですね

少ない費用で大きな利益が返ってくれば、コスパが良いってことです!

ただし、コストパフォーマンスの計算では以下の点に注意が必要ですので、2点紹介します。

①あくまでも相対比較であること
②単位はいつでも金額にすること

コスパはあくまでも相対比較

1つのケースを計算しただけでは、コスパの良し悪しを判断できません。

あくまでもいくつかのケース間での計算値を相対比較することで、コスパの優劣を確認することができます。

2つ以上のケースでパフォーマンスを計算して、横並びで比べてみないと優劣が確認できないということです。

「5以上だからコスパが高い」いうようなに絶対値では判断できません

また、各ケース間での優劣が確認できても、一番悪い結果がダメなのか?というとそういう訳ではなく、比較した条件の中では一番コスパが悪かっただけということです。

相対的にコスパが悪い結果でも、その利益があなたの期待を上回る結果であれば、『これはコスパが良い!』と言っても問題ないでしょう。

『コスパの良し悪しを客観的に判断すること』は、2つ以上のケースでパフォーマンスを計算して、相対的に比較することで可能です。

『コスパはあくまでも相対比較』ということが重要です。

単位はいつでも金額にすること

費用と利益の単位は、いつでも金額にして計算してください。

コストパフォーマンスという指標の性質上、常に比較される対象は金額でなければいけないためです。(貨幣単位は、円やドルなんでもOK)

例えば、自家用車の購入を検討している場合、その利益としては『燃費の良さ=燃料費削減』『維持費の安さ=税金、車検代』などがあると思いますが、もう一つ重要なファクターは『耐久性=何年乗れるか?』があると思います。

大きな買い物ですから、なるべくコスパよく長く乗りたいですよね

ですが、何年乗れるのかという耐久性を利益の比較対象とした場合、どのようにコストパフォーマンスに組み入れればよいでしょうか

利益は金額で比較しなければいけませんので、金額換算の仕方に悩みそうですね

この場合、耐久性は入念なメンテナンスで担保されると仮定して、『メーカ推奨のメンテナンスを車両買い替えの目安となる10万㎞まで続けた場合にいくらになるのか?』という金額などで代用できます。

金額の計算期間は、距離でなくても期間(年数)でのメンテナンス費用でも良いですね

10万㎞までのオイル代、部品代、作業費などを合計することで10万㎞乗るための必要経費と想定すれば、なるべく安い金額で10万㎞まで乗れた方がコスパが良い車ということが言えますね。

『利益として10年は必ず乗りたい!』と考えても、金額に換算することができないと、他の利益と合計して総利益を算出することができません。

ですので、費用にしろ利益にしろすべての項目を金額換算してからでないと、コストパフォーマンスが計算できないというわけです。

『単位はいつでも金額に換算すること』が大切ですよ。

まとめ

本記事の内容

その①コストパフォーマンスとは?
その②コストパフォーマンスの使い方
その③コストパフォーマンスの計算方法

今回は、コストパフォーマンスについてご紹介しました。

わたしたちの日常生活でも、コスパは大切です。

コスパを常に意識することで、効率的にお金を使うことができます。

また、コスパを数値化することで『なぜそのモノやサービスのコスパが良いのか』客観的な根拠もはっきりします。

何をするにもお金は必要ですが、かけた金額に対して出来るだけ大きな利益がほしい!と誰もが思うでしょう。

コスパの良し悪しを見極めて賢く生活すれば、安物買いの銭失いに後悔することもなくなりますよ!

それでは、今回は以上です。

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